書名：Dr.Daley"s Notebook著者：Jacob Daley編集：Frank Csuri　「ドクター・ダレイのラスト・トリック」でおなじみのDr.Jcob Daleyが亡くなった後、数冊の手書きノートが発見されました。 1930年代から40年代にかけてのニューヨーク・インナーサークルの活動をドクター・ダレイが記録していました。　このノートは限られたマジック関係者によって、長年アンダーグラウンドな世界で流通していました。　当時、ドクター・ダレイはダイ・バーノンのトリックやテクニックをはじめ、ホロウィッツ、ライプツィヒ、ロシーニ、アル・ベイカー、スカーニー、マリーニ、アンネマンなどのルーティンやアイディアを数多く記録しています。　バーノンの「マルチプル・シフト」、ライプツィヒの「シガー・トリック」、ドクター・ダレイ自身の「カップ・アンド・ボール」など、後年評判になったルーティンの初期の記述なども載っています。　このメモはドクター・ダレイが自分の備忘録として残していたものですから、他人が読むと不明瞭な部分もあったのですが、フランク・チュリーがこれを読めるように書き写しました。それをダイ・バーノンに渡して、バーノンが不明瞭な部分を修正し、脚注を付けて出来上がったものです。　ドクター・ダレイの筆跡は必ずしも鮮明ではなかったため、単語やフレーズが解読できない部分もあり、そこは今でもブランクのままになっています。　ドクター・ダレイが10分間のショーのときに演じたもの、また30分間のショーのとき何を演じたかといったことも書き残しています。★この本は元来ソフトカバーだったのですが、残しておきたかったので、知り合いの製本業者に頼んで、私がハードカバーにしてもらいました。　製本をするとき、ちょっとしたミスをしています。カバーのタイトルミスです。大丈夫だろうと想い、私が校閲をしなかったのでミスに気がつきませんでした。　それと何カ所か赤ペンなどでチェックを入れたり、書き込んだところもあります。いずれも数ページです。　以上の点を十分ご了承の上、ご購入いただけましたら幸いです。#マジック　#magic　#ドクターダレイ　#ダレイ　#Daley　#ダレイズノートブック